僕が教育学部から転部を決意したわけ

皆さんは、「教育工学」という言葉を聞いたことがあるだろうか?

まあ僕自身、教育に携わりながらも大学3年生になってから初めて聞いた言葉であるので、知らない人の方が多いだろう。

 

気になったので、教育学部の学生さん数人に聞いてみた。

やはりという感じである。

 

大学で教育学部にいても、なかなかこの言葉には出会わない確率が高いのだろう。関連する授業はあるけど、大学でそんな授業は一個しかなかった。僕の経験上ですけどね。

 

もっと重要視されてもいいんだけどな。

自分がそう思う理由を説明したいと思う。

 

色んな場面で教える立場になることはあると思う。

例えば・・・

学校や塾の先生なら教科指導や進路指導があるし、大学生ならサークルやアルバイトで先輩として後輩に教えることがある。会社員なら教育担当として新入社員に研修する人もいる。また教えることとはちょっと違うかもしれないけど、友達との何気ない会話の中でもアドバイスし合ったりすることはあるでしょう。

 

そんなときにこんなこと思うんじゃないでしょうか。

「ちゃんと伝わったかな。」

「これ伝わったかな。」

 

でもこれ悩んで当然だと思う。だって今まで学校で、教えられることはあっても、「教え方」について学んでこなかったから。

 

僕は、教育工学という学問は、とても簡単に説明すると「教え方を学ぶ学問」だと思っている。伝え方を学ぶといってもいい。経験的に教えるのではなくて、効果のある教え方というものがあるのだから、それを使って、客観的に自分の「教え方」「伝え方」を見てみることが大事だと思う。

 

これを学ぶことで、普段の何気ない会話でも伝え方をすごく意識するようになる。ただ上手く伝えようとするだけじゃなくて、興味をもってもらって、実際に行動に移してもらうための伝え方です。

 

僕は教育学部でこの部分の教育が不足していると感じた。僕がいるべき場所はここではないなと感じ、より学びたいことを学べる学部に移った。今は本当に楽しく勉強できている。

 

大学でこれからとことん「教え方」について学んでいくので、自分のアウトプットのためにも、出し惜しみなく、皆さんにお伝えしていこうと思います。

 

楽しみにしていてくださいね。